お直しのこと2019 / 11 / 27
身丈の測り方について
身丈直しのご依頼の際、ご希望の長さがある場合には身丈の長さをご指定いただいています。
どのくらいの長さがいいのかわからない・・・というお客様には、身長を参考に身丈を決めます。
女性の場合は、一般的に身長±5cmが身丈となり、着付けにより微調整をします。
男性はおはしょりをつくらないので、着付けた際の着物の長さがそのまま着丈となります。
身丈には2通りの測り方があり、どちらで採寸するかにより、仕上がりに差が出てしまいます。
①肩からはかる方法(肩から裾までを採寸)
②背からはかる方法(背中心を採寸)
一般的に【背からはかる方法】が多いようですが、和裁士や地域の違いなどにより肩からはかる場合もあります。
肩からはかった身丈は、背からはかった身丈より『繰り越し+付けこみ』の分が長くなります。
当店では背からはかる方法となっておりますが、万が一お客様のご希望と仕上がりに間違えがあっては大変なので、ご依頼の際には
【背からはかって◦◦cm】もしくは【肩からはかって◦◦cm】とご指定いただければ安心かと思います^^
また着物は平らな場所に置いて採寸してくださいね。
尺での採寸でも大丈夫です。